東京大学物性研究所には100テスラを超える磁場を発生する破壊型マグネットと100テスラ以下で精密物性測定が可能な非破壊型マグネットがあります。以下では各マグネットが発生する磁場下で可能な測定手段の一覧です。試料に関する制約などもありますので、実験の可否については共同利用申請をされる前に各担当者までご連絡ください。

破壊型マグネット

マグネット名称マグネット略称最高磁場(T)磁場持続時間1(us)磁場持続時間2(us)磁場持続時間3(us)磁場持続時間4(us)comments
縦型一巻きコイルVSTC130342
横型一巻きコイルHSTC200351
2MJ電磁濃縮法2MJ-EMFC40042402
5MJ電磁濃縮法5MJ-EMFC100048453磁場継続時間はコイルに依存

非破壊型マグネット

その他、各種測定を開発中です。
上記以外に希望の測定がありましたらこちらまでお問い合わせください。

担当一覧

金道研究室実験手法
磁化 (< 75 T)
磁気抵抗 (< 60 T)
磁気トルク(< 60 T)
磁気熱量効果 (< 60 T)
比熱(< 60 T)
代表:金道 浩一kindo_at_issp.u-tokyo.ac.jp
松田研究室実験手法
ファラデー回転(< 600 T)
FBG磁歪測定(< 600 T)
磁化(< 150 T)
高周波磁気抵抗(< 600 T)
サイクロトロン共鳴(< 600 T)
可視分光(< 600 T)
代表:松田 康弘ymatsuda_at_issp.u-tokyo.ac.jp
徳永研究室実験手法
磁化(< 60 T)
磁気抵抗(< 60 T)
電気分極(< 60 T)
磁気トルク(< 60 T)
磁歪(< 60 T)
イメージング(< 35 T)
代表:徳永 将史tokunaga_at_issp.u-tokyo.ac.jp
小濱研究室実験手法
光学実験 (< 200 T)
磁気抵抗 (< 200 T)
超音波 (<150 T)
磁気トルク (<60 T)
磁気熱量効果 (< 60 T)
比熱 (< 60 T)
代表:小濱 芳允ykohama_at_issp.u-tokyo.ac.jp
宮田研究室実験手法
磁気光学測定(< 600 T)
サイクロトロン共鳴(< 600 T)
磁化(< 150 T)
磁歪測定(< 60 T)
超音波測定(< 60 T)
代表:宮田 敦彦a-miyata_a_issp.u-tokyo.ac.jp

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